星をみるひとの解説
星をみるひとは、ネタにされるほど理不尽かつ不親切な仕様が特徴のロールプレイングゲームです。「レトロゲーム=難易度が高い」のイメージどおりの作品で、プレイする際は「楽しむ」よりも「挑戦」のワードが相応しく、クリアするのは容易ではありません。
いきなりフィールドから始まる本作は、一歩左に進めば街がありますが、街のグラフィックは見えなくなっています。戦闘においてもプレイヤーのレベルと明らかに不釣り合いな強敵が出たり、HPが一部の数字しか表示されなかったりと、致命的なほど分かりづらい要素だらけです。
もっともこれが本作の味でもあり、短所の一言では片付けられない不思議な魅力があります。「難しいレトロゲームのクリアに挑戦したい」と思う方にとって、プレイの候補の筆頭に挙がります。