早指し二段 森田将棋2の解説
早指し二段 森田将棋2は、CPUの棋力の高さが特徴の将棋ゲームです。
アマ2段認定という点は前作と変わりないものの、本作では1万手以上の定跡が収録されているのが特徴です。さらに将棋ゲームに共通する思考時間の長さの問題も解消されており、強さと思考時間のバランスはスーパーファミコンの全ての将棋ゲームと比較しても、トップクラスの完成度を誇ります。
入門教室・対局室・詰将棋・級位獲得戦・段位獲得戦などモードも豊富に用意されていて、段位認定戦の手数制限が緩和されたことでプレイしやすくなっているのも魅力です。
一方で前作をプレイ済みの方からすると棋力が上がった以外の目立つ新要素がなく、さらに持ち時間やプレイヤーが指す手によってはCPUの戦法がパターン化してしまうのが欠点です。