有罪×無罪の解説
有罪×無罪は、裁判員制度をテーマとした作品です。劇画風の現実らしさを感じるグラフィックが採用されており、全4章のストーリーが展開されます。審議の場面ではゲーム要素が強くなりますが、それまではテキストを読み進める形で進行していきます。
リアルな分、地味に感じられる本作ではシナリオが最大の魅力となっており、とくに最終章のシナリオは他のゲームでは見られないストーリー展開です。なお本作のシナリオは一本道ではなく、場合によって真実と異なった結末となることがあります。
ただしこれはゲームオーバーではなく、「これもまたひとつの結末の形」として扱われています。セーブスロットが1つなので、家族それぞれ同じタイミングでプレイしたい場合などは、人数分のソフトが必要です。