ザードの伝説の解説
ザードの伝説は、ドラゴンクエストタイプのオーソドックスなロールプレイングゲームです。見下ろしタイプのフィールドや敵を正面にうつした戦闘画面など、一般的なシステムが採用されています。
一方でシナリオには個性があり、全体で見ればシリアスなストーリーが描かれているものの、主人公が突然結婚するなど所々のイベントはツッコミどころ満載の内容です。戦闘では敵が断末魔の声をあげるのがウリとなっていますが、そのたびにBGMが最初からに戻るのは煩わしく感じます。
ダンジョンは難易度が高く設定されており、とくに仕掛けはない一方で道が迷路のようになっていて分かりづらく、戦闘の頻度も高めです。唐突なストーリー展開や敵の断末魔のボイスなど、良くも悪くも印象に残る個性的なゲームです。