赤川次郎の幽霊列車の解説
赤川次郎の幽霊列車は、小説家の赤川次郎さん原作の推理アドベンチャーゲームです。ひとつの町がストーリーの舞台となっており、岩湯谷駅・商店街・公民館・警察署・遊歩道・湯けむり荘といった場所が存在します。
オーソドックスなコマンド選択式のシステムで、同ジャンルのゲームと比較するとグラフィックがくらいで、本作ならではの独自の要素は見当たりません。ゲーム自体も、終始コマンド選択やカーソル移動の繰り返しとシンプルな内容です。
もっとも、本作の魅力はシステムよりも赤川次郎さんによるシナリオです。「わずか15分の間に列車から乗客8人が忽然と消えた」というミステリー全開の設定で、2時間サスペンスドラマのような完成度の高いシナリオを、ゲームとしてプレイできます。