ウィザードリィ外伝III 闇の聖典の解説
ウィザードリィ外伝III 闇の聖典は、シリーズ3作目となるロールプレイングゲームです。前作までと比較すると純粋にボリュームがアップしており、1つの迷宮が舞台となっていたこれまでの作品に対して、本作では森・教会・山脈といったフィールドも登場します。
これらのフィールドは全て3Dで表現されているのが特徴で、キャラクターには性別も概念も取り入れられています。性別の違いは「男性=力ボーナス」「女性=生命力ボーナス」といった能力に影響しており、中には女性専用の職業も存在するほどです。
ボリュームの大幅アップの弊害なのか、全体的に処理速度が落ちているのが欠点で、ゲームの完成度が高くなっている一方で、テンポは前作よりも悪くなっています。