高速思考 将棋皇の解説
高速思考 将棋皇は、CPUの思考時間の早さをウリとした将棋ゲームです。ただし思考時間がゼロというわけではなく、CPU戦では普通に思考時間が発生する上に時間をかけるほど強くもないため、「高速思考」のタイトルに過剰な期待を抱くのは禁物です。
ハンデなどを設定できる練習モードや対局モードや100問のボリュームとなっている詰将棋、さらには勝ち抜き戦モードなどが用意されています。ただし勝ち抜き戦モードについては内容が薄く、練習モードと大きく変わらない上に全員に勝利してもスタッフロールが流れるなどの演出もありません。
タイトル負けしている印象の本作ですが将棋ゲームとしてのデキは悪くなく、詰将棋の問題数などを見てもじっくり長く遊べるゲームです。